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高校野球徒然③

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みなさん、こんにちは。
リ・ライフすえちゃんこと、株式会社リ・ライフプロデュースの末松です。

夏の全国高校野球選手権大会もいよいよ佳境を迎えましたね。
2年連続決勝進出の仙台育英が、夏連覇に王手をかけました。

また、107年ぶりの優勝を懸け、慶応が決勝進出を果たしました。

勝負の行方はいったいどうなるんでしょうか。
先日、リ・ライフすえちゃんは、クーリングタイムについて触れましたが、長い歴史を持つ高校野球も時代と共に変化を続けています。

10分間のクーリングタイムが挟まることで、作戦も変わるでしょうし、投手起用も変わってくるでしょう。
エース級のピッチャーが2枚、3枚いないと決勝までの5試合あるいは6試合を勝ち上がるのが難しくなってきたというより、ほぼ淘汰させることになるでしょうね。

初戦からエース一人で投げ抜いて優勝したのは、平成4年優勝校、西日本短大付のエース森尾くん、平成6年優勝校、佐賀商の2年生エース峯くん、平成18年優勝校、早稲田実のエース斎藤くん、平成22年優勝校、興南のエース島袋くんくらいしか思い出せません。

森尾くんは、高校卒業後、新日鉄八幡に所属したものの肩を壊して野球人生を終えてしまいました。
峯くんは、その後どうしたんでしょうね?
斎藤くんは、日本ハムに入団したものの、故障がちで早くに引退してしまいました。
島袋くんも、中央大からソフトバンクに入団したものの、故障が長引き、引退へと追われてしまいました。

そぉ考えると、PL学園の桑田くんや、横浜の松坂くんは、肩や肘がタフだったと言えるのではないでしょうか。
仙台育英にしても、湯田くん、高橋くん、仁田くんと、計算できるピッチャーが3人いて、慶応も、小宅くん、鈴木くん、松井くんと3人います。
ひと昔前の高校野球ですと、エースが降板したあとに登板するピッチャーは、どちらかと言えば敗戦処理に近しいレベルのピッチャーが多く、エースとの実力差が歴然としていたのですが、ここ数年の高校野球を見ていますと、決してそんなことないチームが勝ち上がっている傾向にあるのです。

かつてのプロ野球を見ていても、西鉄ライオンズ全盛期の時代では、どんだけ稲尾投手を投げさせるん?ってくらい、巨人との日本シリーズでは、ほぼ毎試合、稲尾投手が投げていましたね。

そりゃあ、申し訳ないですが、『神様、仏様、稲尾様』 って呼ばれますわな!

昭和30年代のシーズン最多勝のタイトルなんて言ったら、42勝だけんね!
しかも稲尾様。

ずいぶん昔には、スタルヒン投手が42勝しましたが、いくら幼少期に親父の乗っていた船の荷物運びを手伝って強靭な足腰を作ったとはいえ、稲尾様はヤバいです。

また、のちに中日ドラゴンズや横浜ベイスターズの監督を歴任した権藤さんも、今では有り得ない先発ピッチャーとしての登板数でしたね。
こんな言葉もありました。。

『権藤、権藤、雨、権藤…

権藤投手登板、翌日も権藤投手、次の日は雨天中止となり、その翌日にはまた権藤投手、みたいな話です。
今の高校生にこんな話をしても、ポカ~んとしているでしょうね。
とゆーわけで、複数ピッチャーが存在する学校同士の決勝戦となったわけです。

そぉゆー意味では、茨城県代表の土浦日大もよく頑張りました!
1984年夏の取手二優勝メンバー小菅くん率いる土浦日大がここまで勝ち上がるとは思ってもみませんでしたが、小菅監督のことを知れば知るほど名監督です!
きっと、更に強くなって、そのうち全国制覇できるように仕上げてくるのではないでしょうか。

土浦日大が3勝したあたりから、佐賀商、佐賀北以来の、開幕試合に勝利した学校の優勝を見たいという気持ちになってしまった、リ・ライフすえちゃんでした。
2回戦で、九州国際大付が土浦日大に完封負けした際には、九州国際大付が弱すぎる!って思ったのですが、単純に土浦日大が強かったということでした。

そして我が九州勢は、鹿児島の神村学園がベスト4まで勝ち上がり、久しぶりに九州勢が上位まで食い込み、リ・ライフすえちゃんを楽しませてくれました。
2番手ピッチャー黒木くんのカーブがよくて、長崎西相手にノーヒットノーランを演じた、昭和56年夏の名古屋電気の工藤くんを思い出させるものでした。

また、気合の入った2年生の上床川くん、正林くん、松尾くん、今岡くんなどの左打者もよく打ってくれました。
3番の秋元くんは、スライダー系の曲がり球に弱さを露呈しましたが、守備もよく全員で勝ち上がってくれました。
小田監督もいい監督さんです。

そして、感動したのは準々決勝第4試合の仙台育英VS花巻東の東北対決でした。
何に感動したかといいますと、花巻東の9回裏の攻撃です。

8回裏は、注目打者の佐々木麟太郎くんが凡退して終わっていたので、佐々木くんを甲子園で見ることもないな、って思っていたら、なんと打者一巡の猛攻で、チーム全員が佐々木くんに回したのです。

見ている方としては、最後に渾身のフルスイングをして、ホームランを狙って欲しかったのですが、初球の甘い球を振らずに、追い込まれてからの直球に詰まった打球が1、2塁間に転がったものの、セカンドの好プレーに阻まれ、ヘッドスライディング虚しく最後の打者となってしまいました。

しかし、泣きながらプレーしている選手と、息子でもあり選手である麟太郎くんを見守りながら戦況を見つめる佐々木監督の目にも光るものがあり、それを見ている、リ・ライフすえちゃんも感極まってしまいました。

そして、何と言っても、おかやま山陽でしょう!
岡山県勢がベスト8まで勝ち上がるのも、倉敷商以来、久しぶりの快進撃でしたね。

さすがに、日大三に勝つとは思っていなかった、リ・ライフすえちゃんでした。
仕事を忙しくしていたので、リアルタイムでは見れなかったのですが、おかやま山陽が勝ったと聞いて、好投手の好永くんを擁して、強打の日大三に9回に逆転して勝ったミラクル宇部商を思い出しました。

10番の西野くんは、コントロールの良いいいピッチャーでしたね。
初回から5回まで日大三の先頭打者を一人も出さなかったことが勝因でしたね。
準々決勝の神村学園戦は、守備のミスから失点して負けてしまいましたが、それまでの勝ち上がりをみたら、打線もバットがよく振れていた印象です。
地元っ子が多くいるってのも、応援のし甲斐がありましたね。
堤監督もいい監督さんです。

さて、明日はいよいよ決勝戦です。
一気にブログの更新頻度が減ってくること間違いなしですね。

ではでは。。。
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テーマ : 高校野球
ジャンル : スポーツ

プロフィール

リ・ライフすえちゃん

Author:リ・ライフすえちゃん
52歳に突入したものの相変わらず、高校野球、広島東洋カープ、80年代ソング、相撲、マラソンが大好きな大分県人です。
大きな笑い声と人懐っこい笑顔がチャームポイントかな???
ひん曲がったことが大嫌いな、リ・ライフすえちゃんです。

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