川内優輝という男

川内優輝　

昨日の東京マラソンで市民ランナーながら2時間8分37秒の好記録で3位に入った選手。

実業団の選手とは違い、普通に仕事をしながら、コーチもいない環境で自分でメニューを考えながら練習しているとのこと。

月間の走り込みも実業団の選手の3分の2ほどしか出来ていないとのこと。

しかし、結果はとゆーと・・・

日本人トップ、しかも2時間8分台。

特に最後の2.195キロは、出場選手中最速のタイムでゴールテープを切ったとのこと。

久しぶりにスポーツを観て涙が出た。

ラストスパートの死にそうな顔を見ただけで涙が出た。

本人曰く、「死んでもいい。」と思って走っているとのことで、フルマラソンでは毎回、レース終了後、即医務室行きらしい。

気合い、根性って今どきの若い世代には、なかなか受け入れられないことを、この23歳の若者は気合いと根性で駆け抜けた訳だ。

また、給料をもらい、遠征に行くのも会社に出してもらっている実業団の選手と、自費で遠征し、すべてを自分自身で行っている、本当にマラソンが好きでないとできない、その差だとも言っていた。

「エリート育成システムの落ちこぼれ」と自らを律し、大好きなマラソンと、がむしゃらに向き合った結果が現れたのではないかと、そう思えてならない。

川内優輝という男。

この男はすごい！！！！