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売主も買主も人です。

少し前の話になりますが、岡山市南区のマンションの引き渡しがありました。

今ではもぉ、買主様であるTさんは、引っ越しも終え、新居での生活をスタートさせています。

売主様のNさんは、亡くなったご主人様と共に過ごした思い出のマンションということもあって、兼ねてから、『いい方にお譲りしたい。とおっしゃっていました。

それが先日、Nさんのお孫さん世代のTさんとご縁があって、めでたくお引き渡しをしたのですが、実はこのお二人、なかなか日程が合わず、ご契約の際も顔を合わすこともなく、手付金の授受もボクが橋渡しをする役目で動き、お引き渡しの時も日程が合わず、結局、Nさん不在のまま取引を終えることになりました。

しかし、仲介に身を置いているボクとしては、何かしら腑に落ちないんですなぁ。

果たして、このままお互い会わずして終わって良いものだろうか??

買主のTさんご夫妻は、お若いのに気が付く方で、ご契約時にも売主のNさんにご無理を言ったことを気にし、菓子折りを持って来られていたのです。

結局、お会いできなかったので、ボクが代わりにNさんに手渡して終わっていたのです。
Nさんもきっと、このままお会いできないのは心残りなんぢゃないかなって思ったので、ちょっと考えました。

売主のNさんは高齢で、かつ移動手段もないので、あえてTさんの方に打診したのです。

『このまま売主のNさんにお会いしないのもなんなんで、今度お仕事が休みの日に一緒にNさんちに挨拶に行きませんか?きっとNさん喜んで下さるだろうし、Tさんにお会いしたらきっと、Tさんにお譲りしたことに満足していただけるとも思うので是非!!』

って提案すると、Tさんご夫妻は、快諾して下さいました。

そしてTさんご一家と、Nさんのご自宅へお邪魔しました。

なんと、ここで初めて、売主様・買主様のご対面です。

終始和やかなムードで会話が弾み、Nさんの顔からも笑みがこぼれ、Tさんの面前で『ほんといい方に買っていただいてよかったわ。って言って下さいました。

Tさんも『譲って下さって有難うございます。』っておっしゃっていたので、このやり取りを聞いてようやくボクは、これで無事に取引が終わったって心境になったんです。

最後は、売主のNさんがTさんへ『お菓子』を手渡していました。

いい光景を見させてもらいました。

ただ単に、売った、買ったの話ではないんです。

売主も買主も『人』なんです。

売主様が遠方で、どうしてもやむを得ない場合もあるでしょうが、知恵を絞れば、繋ぐお手伝いをする方法はいくらでもあると思います。

改めて、お互いが気持ち良くなる為のお手伝いをするのが、仲介に携わるボクの仕事だと感じた時間でした。

いいね、仲介って。

ではでは。
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テーマ : 不動産
ジャンル : ビジネス

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リ・ライフすえちゃん

Author:リ・ライフすえちゃん
49歳に突入したものの相変わらず、高校野球、広島東洋カープ、80年代ソング、相撲、マラソンが大好きな大分県人です。
大きな笑い声と人懐っこい笑顔がチャームポイントかな???
ひん曲がったことが大嫌いな、リ・ライフすえちゃんです。

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